2025.2/1 SL4期2回目トレーニング
2025/02/03
【トレーニング内容と意図】
4,5年コース
ポゼッション4チーム
4vs3+GKゴール前攻防
GAME
5,6年コース
ポゼッション4チーム
5vs4+GKゴール前攻防
GAME
今回は周囲の状況を認知するトレーニングとゴール前の攻防について取り組みました。
まず4チームでのポゼションを行い、DFが何色か、どの選手が味方かの情報をみて把握しながらボールを保持することを伝えました。
よくあるポゼッションでは2チームで行うので極端に自分のチームが攻撃か、それ以外が敵かという認識のみで問題ありません。ですが今回のように自分は攻撃だけどどのチームと味方なのかを常にみて情報を多く入れないとDFの選手にパスしてしまって守備になるという現象が多く起こります。
これは感覚で敵か味方かを判断してプレーしている選手に置きやすい現象です。
言い換えればわかっているようでわかっていないままプレーしていることになります。
今何色がDFか、次はどの色と味方なのかをみて頭の中で処理しながら正確に判断することを求めました。
頭の中への刺激をメインとしたトレーニングになります。
またそれを最初はボールを受けた後でも認識できるようにフリータッチで行っていましたが慣れてきてからはフリ^タッチの後の選手は必ず1タッチというルールに設定し、来る前にそれを把握しておかないといけない設定で行いました。
またパスの出し手もただ自分が味方の選手にパスを通せばいいではなく、次の選手が1タッチならば1タッチでプレーしやすいボールを出してあげることも必要になります。
パススピードだったり、パスのつける足だったりと次のプレーまでイメージしたパスを出してグループでボールが回る為にできることも考えながら行ってもらいました。
複数の考えることがあると判断が遅くなってしまったり、質が下がってしまうシーンが多かったのでその辺りはまだまだ技術を発揮する力が身についていないと感じました。
技術を発揮する為にもっと考えないといけないし、考える材料を増やす為に見ないといけないし、いいポジションに立つ必要があります。
そういったことをもっと身につけてほしいと思うのでこういったトレーニングは行っていきたいと思います。
ゴール前の攻防では攻撃側が数的有利の中でゴールにどう迫っていくのか、相手を吊り出すポジショニングや空いているスペースを有効活用したりなど基本的な考え方を伝えました。
攻撃だけでなく守備のグループ戦術にもなるスペースを埋めるスライドとカバーの考え方も伝えました。
攻撃としてはスペースをついていきたい。
でも守備もスペースを作らない為にも1人だけで守るのではなく横と縦の選手と繋がりグループで距離感を意識して守ることを伝えました。
DFラインの選手が釣り出されたスペースをボランチの選手が埋めるといったカバーの原則も伝えて攻撃は得点を、守備は守るといった攻守両面でのアプローチの中でプレーしてもらいました。
4期は残り4回です。また次回もいいトレーニングをしましょう。
送迎等ありがとうございました。
代表 國領
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