タクティクスコース

・♢型ダイレクトパス

・3vs2→1vs1 縦パスゴール

・2vs2＋サーバーライン突破

・GAME

前回と同様に後ろから来たボールに対してダイレクトパスで前にパスを出すトレーニングを行いました。身体の向きを作って無駄なタッチをせずに1タッチで前につける。その精度を求めました。

縦パスゴールのトレーニングでは2人のDFに対して3人の攻撃側がボールを奪われないように保持しながらも前に向かう身体の向きとボールの持ち方を意識してもらい、前にパスをつけて意識を持つこと。

さらにサポートの意識からゴールまで向かうトレーニングを行いました。

センターバック、サイド、フォワードと試合でのポジションでもあるような形の中でボールを前進させるために必要な要素を組み込んだトレーニングになります。

狭いスペースの中でも身体の向き一つで前を向いたり後ろからのボール配給で常に前を選択できるボールの持ち方をしているか。この辺りにこだわりました。このトレーニングでは攻撃で得点が多く入ったので今後は守備側の守備の原則の部分も伝えながら攻撃側、守備側両面で質を向上させていきたいと思います。

2v2のライン突破のトレーニングでは「門（モン）」を狙うことを意識してもらいました。

門とはボールや人が通れる道というイメージです。

DFが目の前にいる状況ではボールも人も通すことはできません。なので目の前にいる相手をどうずらすか。2人相手がいる場合は相手と相手の間の門を狙うのか、ラインと相手の門を狙うのか。どこを狙うのかを意識しながら取り組みました。門を狙う手段にはパス、ドリブルの他にも以前より取り組んでいるスイッチで相手の門を変化させるパターンもあります。

意図的に相手をずらす。それができる選手になってもらいたいと思います。

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ネクストコース

・♢型ダイレクトパス

・3vs1 ロンドコーン当て

・9vs4 1タッチポゼッション切り替え

・GAME

前回と同様に後ろから来たボールに対してダイレクトパスで前にパスを出すトレーニングを行いました。身体の向きを作って無駄なタッチをせずに1タッチで前につける。その精度を求めました。

特に逆足の精度が課題だったので継続して逆足でも1タッチで前につけることができるようにしたいと思います。

ロンドではコーンを当てるもしくはパスを回す。この二つの中で相手を騙すことを意識しました。

この辺りから雨が降ってきたこともありボールスピードが上がりましたがそれによってミスが増える選手が多くいました。

どんなグラウンドでも同じ質を出せるようにもっと技術を向上してもらえるようにしたいと思います。

1タッチポゼッションではボールの来る前の準備と周囲の認知が大事になります。

あとはパスの強弱とサポートの距離感が大事になるのでその辺りの部分を意識してもらいました。

最後にはゲームを行いました。

今回は得点差が少し開いたゲームになりましたが、上手くいっていない時にどんなプレーができるかを最後に選手には話しました。うまくいっている時は誰でも積極的にチャレンジできるしミスに対しても切り替えができます。ただチームがうまくいっていない時、ミスが多い時にどんなプレーができるか。どんなことをチームのためにできるか。そこが選手として大事になります。ここにパスをほしい。こう動いてほしい。右のコースを切ってほしい。など声を出して解決することもたくさんあります。その辺りはネクストコースの選手には足りないのかなと思います。

試合で自分の意思を伝えること。それは一方的ではなく味方を尊重した上で伝えること。そういったコミュニケーションの部分もサッカーには必要な要素ですし、そういった能力が今後サッカー以外の人間的な部分でも活きてくるはずです。少なくとも僕自身はサッカーを通して、苦しい時の考え方や取り組む姿勢、コミュニケーション能力、自ら考え行動するということを学びました。

今は保護者の方もサッカーが上手くなってほしい。と思って14に通わせてもらっていると思いますが僕はその先の人間的な部分でも立派な大人にみんながなってほしいと思って関わらせてもらっています。

今回はそういった現象が出たのでみんなには練習終わりに伝えさせてもらいました。

今回も送迎等ありがとうございました。

代表　國領