2023.11/9＠野洲校

スキルコース

・対面パス

・スルーパス＆ドリブル

・1：1 スルーパス

・GAME

スルーパス＆ドリブルでは、スルーパスを受けてから前にあるマーカーをドリブルでかわしていく練習をしました。

スルーパスを成立させるには、受け手と出し手の関係性が重要になります。パサーの選手が受け手の選手のことを考えずに強いボールや弱いボールを出してしまうと当然パスは繋がりません。さらに出す場所というのも大事になってくるのですが、受け手の選手の走っているスピードを止めることのないパスを出すことによって、前向きにプレーができてきます。

サッカーは1人で行うスポーツではなく、周りとの連携が非常に大切になるので、自分だけの考えだけではなく、味方のことを考えたプレーをする必要があります。

気の利いたプレーができるなどの表現をしますが、細かい部分での気遣いを持ちながらプレーできる選手になってほしいと思います。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

タクティクスコース

・L字パス

・2：1 突破

・2：1 シュートあり

・GAME

2：1 突破では、ボールの持ち運び方にフォーカスして練習をしました。

2：1 でボール保持側が有利な状況の時は、守備選手を食いつかせる必要があります。ボール非保持者が右にいる場合、持ち運びを右にしてパスを出してしまうと守備選手の体の向きが変わらずに、そのまま守備のスライドができてしまいます。

逆に左にボールを運んでからパスを出すことによって、守備選手はパスを出された後に体の向きを変える必要があり、少しの差ですがスライドが遅くなります。それを意図してプレーすることで、受け手の選手はよりフリーな状態でプレーすることができてきます。

ここでポイントとなるのが、左に持っていき過ぎないということ。持ち運びすぎると、守備選手はパスコースを切りながらプレスをかけてくるので、1：1 の状況になってしまいます。それだと2：1 の状況を活かしきれていないので、パスを出せるような持ち運び方を意識することと、尚且つ縦が空いているのであればドリブルで突破することもチャレンジしていくようにしてもらいたいです。

細かい部分ではありますが、ちょっとした所を意識することで、試合で必要とされる選手になっていきますので、今後も意識してプレーしてほしいと思います。

今回も送迎等ありがとうございました。

14アカデミー　嘉茂