2023.10/26@近江八幡木曜校

・対面パス&コントロール

・動きながらのコントロール

・4:2 切り替えポゼッション

・GAME

 

今回もコントロールとパスの部分をしっかりと時間をかけ取り組みました。

パスの強弱のつけ方やパスを出す際のボールへの入る角度も含めて意識するだけで精度が高くなるのでその辺りを行いました。

さらに今回は前方向に全速力で走りながら速いボールを正確にトラップする練習も行いました。

止まってトラップする練習はよくありますが、サッカーは走りながらボールを正確に止めるシーンもあるので大事になります。

その際に走っている勢いでボールに対して足を出してしまうと、身体から大きく離れてしまうトラップになってしまいます。

ボールの勢いを吸収するコツを何点か伝えて反復して行いました。

ポゼッションの切り替えのある中では開校後から伝えている自分で相手をずらしてパスコースを作る部分は引き続き取り組みながら、今回は4:2という数的有利を活かして立ち位置と相手のボールへのアプローチの仕方でフリーになる選手を認識し、誰からどう届けるか。をテーマに考えながらおこなってもらいました。

右側から相手が来ると言うことは右側の相手の奥にいる味方選手がフリーになります。

そのフリーな選手に届けることがボールを奪われない確率が高い方法になります。その時にボールを持っている選手だけではなく、左側の選手がその状況を認知し、サポートに入りボール保持者から落としてもらい右側のフリーな選手に届けることにチャレンジしました。いいシーンもありましたし、考えてトライしようとしてる中でのミスはありましたが、今まではボールが来た時のその場の目の前の相手に対してどうするかを考えていたのに対し、ボールを持っていない選手がいいタイミングでサポートに入ったり、入ろうとしている姿勢がたくさん見れました。

今後、カテゴリーが上がっていくにつれてこういったサッカーIQの部分が大事になりますので、引き続き行っていきたいと思います。

ゲームの中でも「幅」「深さ」「人と人の間」のポジショニングをとることを意識してもらいながらそれに対して、「誰が」奪いにきて「誰が」フリーになって「どこに」スペースができるかを見て感じながらボールを出して動いての繰り返しをしてもらいました。

ポジションチェンジやいいコンビネーションがたくさん出ましたが、これがたまたまではなく全員が立つべきところとスペースを感じてプレーしたからこそ生まれます。サッカーを正しく理解し、考えてプレーすればもっともっと上手くなりますし、いい選手になれます。

まだまだこれからが楽しみです。来週以降も継続していきます。

 

今回も送迎等ありがとうございました。

 

代表　國領