2023.5/9@近江八幡校タクティクス・ネクスト
2023/05/10
タクティクスコース
・ワンツーパスコン
・2vs1 +1FW 縦パス後ゴール
・5:3 ポゼッション
・GAME
W-UPではボールタッチの感覚を確かめることと出して動いてのパス&ムーブの意識を促しました。
徐々にボールのタッチの感覚が良くなり最後には良いテンポでパス交換ができていました。
2vs1では前にトップ役の選手を置き、常に前を意識しながらも守備者の守り方によって判断を変えるトレーニングをしました。守備側は縦のコースも消さないといけない。でも奪いに行かないといけない。試合であるシチュエーションになります。攻撃側もただパスを回すだけでなく体の向きの作り方、体の向きを作ることでの視野の広がりを意識してもらいました。
同じ技術レベルでも体の向きの作り方一つでプレーの成功率は変わっています。
ほんのちょっとした意識をこだわってもらいたいと思います。
ポゼッションでは試合と同じように後ろから前へ前進していく中でのポジショニングと相手の奪いにくる守備の仕方によるできるスペースの認知とフリーマンの認知を意識してもらいました。
イメージとしては2手、3手先を考える。考えることで相手よりも優位性を持ってプレーできる選手になれるようなイメージです。ボールを持ってからプレーするのではなくない時からプレーする。来た時には目の前の相手との勝負を決めているようなイメージです。
こういったトレーニングを積み重ねて賢い選手になってもらえればと思います。
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ネクストコース
・ワンツーパスコン
・2vs2 対角パス攻防
・3ゾーン前進 3vs2→2vs1→2vs1
・GAME
W-UPではボールタッチの感覚を確かめることと出して動いてのパス&ムーブの意識を促しました。
2vs2対角パス攻防では狭いコートの中、人数も同数の中対角(前)にボールを運ぶトレーニングを行いました。目の前の相手をずらす。ことを意識してもらいながらその為の味方とのパス交換や寄って離れたりパスの強弱なども意識してもらいました。このトレーニングは特にゴール前などの密集している中でどう打開するかに繋がるトレーニングになります。少しあえてボールを相手の足が届かない浮き玉を出したり股を狙ったり色々なアイデアを出しながら状況打開を狙ってもらいました。
あとは対角にいる受け手の選手もパスが来た時には常に前を伺う。できるなら1タッチで前につけることも意識してもらいました。目まぐるしく展開が入れ替わるので常に集中し、判断が必要となるトレーニングになります。
3ゾーン前進ではサッカーの原理原則のポジショニングを理解してもらうために行いました。
少し攻撃側有利にはなりますが確実にゴールまで向かう為のポジショニングと判断を行いました。
最後にはゲーム形式で3ゾーンで取り組んだことを意識しながらゲームを行いました。
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両コースを観て感じたことは少しずつサッカーへの理解は進んでいるなと感じました。
常に頭を使いながらトレーニングしてくれているなと感じる一方で、特に守備側の強度が物足りないなと気になりました。攻撃側が良くなって簡単にボールを奪えないシーンが増えていることもありますが、サッカーは綺麗にプレーするだけではありません。時には目の色を変えてボールを奪いに行ったりしないといけないシーンが多いのもサッカーです。守備側がゆるいプレスなら攻撃側は簡単にできてしまいます。
でももっともっと高いレベルでやっていくために来てるならば守備側の強度もこれから間違いなく上げていかないといけないなと感じました。それは14に来ている全員で高いレベルを意識してやる。それができればチームに帰っても余裕が生まれるし、高いレベルに行っても落ち着いてプレーできます。
僕個人的には精神論は好きではありません。もちろん精神論も大事ですが、同時にサッカーを賢く論理的にプレーすることが大事だと思っています。綺麗事だけでもダメだし、精神論だけでもダメ。両方が同時にできないと高いレベルの選手にはなれないと思っているので両方からのアプローチをしたいなと今回改めて感じました。
今回も送迎等ありがとうございました。
代表 國領
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