卒業した６年生へ

卒業した6年生へ

 

 

3月で卒業した6年生へ

 

今まで参加してくれてありがとうございました。

 

14に通うことを決めてくれて、通う期間は人それぞれ違い、数ヶ月の選手、長くて約3年間の選手といましたが本当に素晴らしい時間をみんなと過ごせました。

 

本気で上手くなるために。

ふざけるのと楽しむことを勘違いしない。

本気の中の極限の駆け引きを本気で楽しむ。

楽しい雰囲気というよりは厳しくかつメリハリをつけた中でサッカーというスポーツを楽しむ。サッカーというスポーツの中で駆け引きを楽しむ。ことを僕達、コーチ陣は常に意識して選手達に向き合ってきました。

時には厳しく怒ることもあったね。

一見小学生には難しいと思われるようなあえて難しいプレーの要求をし続けてきたね。

それでも諦めずにチャレンジして成長してくれたね。

本当に日々成長してくれて子供達には可能性が沢山あるということを感じさせてくれた年代でした。

 

 

コーチたちの中で指導の中で意識していることがあります。

プレーで起きた現象(結果)よりも頭の中で何をどう考え判断してたのか、もっと言うと判断する前にどこでそれを判断したかといった選手達の頭の中を14では観るようにしています。

結果的に成功したプレーでも判断が良くなかったり、その準備ができていない中で判断していたりするとそこに関しては強く指摘しました。

 

何故なら、みんなの今ではなくこれから先、みんなも中学、高校とステージが上がっていった時に必ず必要になる要素だから14ではそういったことを伝えてきました。

正直、プレーした先の結果は僕達コーチ陣は気にしてません。上手くいけばいいですがそれまでの過程の方が大事だと考えています。

 

サッカーの理解と正しいポジショニングと考え方、判断ができればよりプレーするのが楽しくなりますし、今まで感覚でやっていたプレーが意図的に考えて意思と意図を持ってプレーできるようになります。

それが1番サッカーが楽しい瞬間だとコーチ達自身も選手時代に感じていました。

 

6年生は日々、技術的にもサッカーの理解度も増していって本当に成長してくれたと思います。

指導しているこちらもそこまで出来るのか。と驚かされたことは何度もあります。

本当にみんなの可能性は計り知れません。

 

もっともっと色んなことを伝えてあげたい。時間が足りない。まだ卒業しないでほしい。のが本音ですが、みんなは次のステップに旅立ちます。クラブチームに行く選手や部活で活動する選手、他のスポーツにチャレンジする選手とそれぞれの道に進んでいきますが、サッカーというスポーツはこれからの人生そのものだと思います。

 

上手く行くためにチャレンジして上手くいかなくても諦めず試行錯誤してまた成長していく。

 

これからもサッカー・スポーツを通して選手としても人間としても大きく成長してもらい、逞しくなった姿を見せてもらいたいと思います。

 

絶対にここからが学んだことを活かす番だと思っています。サッカーを賢く深く考えて楽しんでプレーしていってください。

 

本当にありがとう。

卒業おめでとう。

 

保護者の皆様も普段のスクールの送迎やイベント、キャンプなどさまざまな点でご理解とご協力ありがとうございました。

 

今後もみんなの成長を楽しみにしています。

 

一平コーチより