2023.10/30@平田校
2023/10/31
スキルコース
・ボールタッチ&リフティング
・ボールの持ち方
・1vs1
・対面パス&コントロール
・GAME (守備の原則)
ボールタッチとリフティングを行い、タッチの感覚を養いました。
ボールの持ち方に関しても継続して取り組んでいることもあり、スムーズさとリズム感が出てきました。
もっともっと速く触れるようにしてもらい、いつ相手が来ても触らせない。触れない持ち方をできるようになってもらいたいと思います。持ち方を意識したまま、1vs1を行い対人能力の向上を図りました。
パスとコントロールでは受ける選手の準備と出し手が最後まで味方選手を見て出すことを意識してもらいました。
受け手の選手が試合中に左右に動くことが多いのでトラップしてから適当に出すのではなく見て出せるようにといった部分も取り組みました。
最後には1タッチパスを行いましたが、こちらも少しずつ精度は上がっているので引き続き取り組んでいきたいと思います。
GAMEで起きた現象として攻撃側が良いポジション(幅と深さと間に立つこと)を意識しました。
そうすると守備側もそこのポジションを取ることがわかっているのでマークにいきます。すると後ろでボールを持っている選手とゴールを結ぶ線に守備側は誰もいないシーンが多く出ました。
これは守備側からすると守備の原則としてゴールを守る。というところから出される選手をマークする。ことに優先順位が高くなってしまう現状です。
攻撃側がいいポジションにいることで相手は釣られて広がる。だから中のコースが開く。これ自体はいいことですが、守備側として逆によくない現象です。まず1番守るべき場所はどこか。を理解した上でコースを消し、そこからサイドに出されたボールに対して奪いにく。ことが大事になります。今回はそういった現状が起こったので止めてまず守るべきところはどこか?を伝えて守備の部分についてもアプローチしました。最後は守備側も良くなり簡単に失点することが減りました。選手たちにはこういったなぜ?と問いかけて実行してもらい、成功体験をしてもらうことが大事になるのでまずは思いきって失敗してもらい、その中で少しづつサッカーの考え方を伝えていきたいと思いました。
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タクティクスコース
・グリットパス
・ミドルパス
・2vs2 パスゲーム
・GAME
先週同様、グリットのパスとコントロールとミドルパスに取り組みました。
ミドルパスの横回転のキックの質は先週よりもみんなコツも少し覚えていたこともあり上がっていました。
自主練でも何度も蹴り込んでもらい自分のキックの種類の一つにして欲しいなと思います。
2vs2パスゲームも先週同様行いましたが今回は前回得点がたくさん入った分、守備のチャレンジ&カバーを意識してもらいました。
ボール保持者に対してチャレンジする選手とそうではない選手のカバーの位置を「味方の背中がみえる高さ」を意識してもらいました。カバーできる場所といってもなかなか分かりづらいので私が京都サンガでの育成時代にカバーの立ち位置の原則を指導していただいた時の言葉をそのまま使いました。
味方の背中がみえる高さにポジションを取ると斜めのコースが上手く消せるようになりました。
そして自分の目の前に出されたら次はチャレンジする人とカバーする人が交代し、チャレンジした人が次は味方の背中がみえる高さまでカバーの位置をとります。その繰り返しで前へのパスのコースを消しながら奪いに行く。ことをテーマに行いました。
かなりパスをつけられる回数が減りました。守備のトレーニングとしては今回は良かったと思います。
そこでさらに次はその少し原則を伝えたグループの守備をどう掻い潜ってパスを前につけるか。を攻撃側が意識しないといけません。あらゆるトレーニングは全て攻守の相互関係があってこそ良い練習ができます。守備側がうまくいってない時に攻撃側がうまくいっていたとしてもそれは守備側のレベルが上がれば全く通用しないレベルの攻撃かもしれません。
よく練習ではうまくいっているのに試合になると力を発揮できない選手やチームがありますがそれは結局、練習が練習のためになっているからです。そうならないように14では攻守の原則を伝え頭で考えながら行っています。
技術的にうまくいかないシーンもたくさんありますがこちらとしてはイメージはあるか。その中でのミスなのか。なんとなくのミスなのか。そこを重点的に見ています。
なので今回のように攻守のお互いのレベルが上がることでさらに考えながらプレーすることが求められますし、その継続が賢い良い選手の条件になります。今回はチャレンジ&カバーを意識したので最後のゲームでも攻撃のポジショニングは普段通り伝えながら、守備の部分についても意識しながら取り組んでもらいました。
今回も送迎等ありがとうございました。
代表 國領
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