2023.8/25@東近江校
2023/08/26
スキルコース
・ボールタッチ
・1vs1
・ポゼッション
・2vs2 4ゴール
ボールタッチと1vs1を行った後は今回初めてポゼッション(ボール回し)を行いました。守備にボールを奪われないように攻撃側でパスを回すトレーニングになります。今までトラップやパスなどを行ってきましたが今回からは相手がいる中でより質を向上させるトレーニングになります。
受ける場所、トラップの置き所、1タッチの判断など試合で有効になる要素がたくさん入ってきます。
今後はこういったトレーニングを増やしていきたいと思います。
4ゴールゲームではコートの左右にドリブル通過のゴールを配置し2対2で行いました。このトレーニングは海外などでよく取り入れられている練習でコート全体のスペースの認知と状況把握能力が自然と上がるトレーニングとしてよく行われています。
二つゴールがある中でどちらのゴールを狙うのか。相手はどちらを守っているのか。そういったことを選手で自然と考えプレーできるようになります。
その中でもスペースを使う最低限の原則を伝えた中で今回からは選手同士でコミュニケーションをとってもらいどう戦うか。をディスカッションしてもらいながら行いました。コーチがこう動こう。といくら伝えても最終的にピッチで判断し、プレーするのは選手です。原則はしっかり伝えた中でどうプレーするのかを考え、味方と共有し合わせてチームとして勝負に勝つ。これがサッカーなので選手が自発的に考え行動できるようなトレーニングを行いました。
今後も週ごとにリーダーを決めてリーダーを中心に話し合う時間も取り入れていきながらサッカーIQと技術を向上させていきたいなと思います。
タクティクスコース
・1タッチパス判断
・3vs2 前進縦パスゴール
・6vs5
・GAME
前回同様1タッチの中でのパスの判断の部分をW-UPで取り入れました。
そのあとは前回同様、後ろのゾーンから前のゾーンへ縦パスを入れてサポートからのゴールを狙うトレーニングを行いました。
その中で今回伝えたことはDFの原則になります。
今までは攻撃側の身体の向きやボールの持ち方を意識しました。それによってかなり攻撃側の質が上がったので次に守備側の原則を伝え、守備の質の向上と個人戦術の理解に取り組みました。
守備で守る際の優先順位はゴールを守ることです。選手に質問したところ、「ボールを奪う」という答えが返ってきましたが、それは守備側の理想で優先順位ではありません。奪いたい意識が強すぎて逆にゴールに迫られてしまう。ということになってしまいかねないのでまずは優先順位を伝えました。ゴールを守るためにはボールを前につけさせない。それが大事になるのでコースを消すことと、ボールに対峙していないDFの選手はボールに対峙している味方選手の背中がみえる位置にカバーすることで縦のコースを消すことができるのでそのポジションを基準に取り組んでもらいました。
カバーをしながらも横にパスが出れば自分の目の前にボールがあるので次は自分がチャレンジする。そしてさっきまでチャレンジしていた選手は次はカバーに入る。この連続が前にボールをつけさせない個人戦術になります。
よく相手にマンマーク気味で着きすぎて自分の横にパスを通されたりするシーンがありますがそれはよくないことです。自分よりもゴール側にボールを運ばれているからです。そうならない為にもチャレンジ&カバーをしっかり意識することが大事になります。
6vs5やGAMEでも守備の意識を伝えた中で攻撃のポジショニングの原則と判断を意識して行いました。
9月に入っていき1年も後半に入っていくので今後は個人戦術やグループ戦術の部分も落とし込んでいき最後の3ヶ月には選手達でコミュニケーションをとり試合ができるようになっていってもらえればと思います。
サッカーの理解をして自チームでも自分がリーダーとなり他の選手を動かせる選手になってもらいたいと思います。
今回も送迎等ありがとうございました。
代表 國領
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